안녕하세요!
みなさん、韓国語の勉強は楽しいですか?
今日は「韓国語能力試験」、「TOPIK」の作文について考えてみたいと思います。
읽기(読解)と듣기(聞き取り)は一人でも勉強できますが、쓰기(作文)は一人だと難しいですよね。
しかも作文は100点の配点があり、全体の3分の1を占めています。
作文の点数が低いと、5級や6級に合格するのは簡単ではありません。
つまり、5級や6級に合格するには、作文の対策がとても大事です。
作文はネイティブでも難しい分野です。教えるのはさらに難しいです。
でも、心配しないでください。私がサポートしますから。
私は大学で韓国語と韓国文学を専攻し、大学院ではジャーナリズムで修士号を取りました。
約30年間、文章を書いており、今は大学で韓国語を教えています。
TOPIK対策の授業も行っています。
どうすれば良い作文が書けるか
作文は難しいですが、練習すれば高得点も可能です。
日本語と同じように、韓国語も決まった「フォーマット」に合わせて書けば、点が取りやすくなります。
作文の問題は全部で4問あります。
でも、51番と52番は一人で勉強しても大丈夫でしょう。
問題は53番と54番です。今日は53番の問題を一緒に解いてみましょう。
資料を説明する問題
53番は「資料を説明する問題」です。
文字数は200~300字、配点は30点です。
では、第91回の問題を教材にして、「どうすれば良い作文が書けるか」を学びたいと思います。
まず高得点を取るには、簡単な単語や表現を使って、短い文を書くのがコツです。
短い文を接続詞でつなぐのがベストです。
長い文だと接続が不自然になったり、間違った表現が入ってしまうことがあります。
では、問題を見てみましょう。
作文の資料は3つあります。
この3つの資料を、それぞれ段落にして書く必要があります。
つまり、「資料の数=段落の数」と考えてください。
グラフの見方
まず1つ目の資料はグラフです。
グラフとは、データをわかりやすく整理したものです。
グラフが伝えたいのは「差」と「関係」です。
変数間の違いや関係を示すのが、グラフの役割だといえます。
ですので、グラフを見るときは「変数の差を示しているのか」「関係を示しているのか」を把握する必要があります。
第91回の問題では「편의점 매출액 변화(コンビニの売上の変化)」がテーマです。
これは「変化」ですね。
大型マートとコンビニの売上の変化に違いがあるということです。
2015年と2022年の売上に違いがあることをグラフは示しています。
この「変化」を書くには、「증가했다/늘었다(増えた)」「줄었다/감소했다(減った)」という表現を使います。
つまり「매출이 증가했다/늘었다(売上が増加した)」「매출이 감소했다/줄었다(売上が減少した)」などです。
また、変化を比べるには2つの時点があります。
2015年と2022年の売上の違いを比べます。
大型マートにはあまり変化がありませんが、コンビニは大きく増えました。
これを文で表現すると、「편의점과 대형마트 매출에 큰 차이가 있었다(コンビニと大型マートの売上には大きな差があった)」となります。
情報源を加えたい場合は、文の前に「산업경제연구소에 따르면(産業経済研究所によると)」を入れればOKです。
作文の例
2つ目のポイントです。
資料にはそれぞれタイトルがあります。
これらのタイトルが、その段落の主語になります。
たとえば、「편의점과 대형마트 매출(コンビニと大型マートの売上)」「원인(原因)」「전망(見通し)」が主語です。
つまり、段落の冒頭は「편의점과 대형 마트 매출액은」「그 원인은」「향후 전망은」といった形で始めます。
では、第1段落を書いてみましょう。
산업경제연구소에 따르면, 편의점과 대형 마트 매출액은 2015년과 2022년에 큰 차이가 있었다. 대형 마트는 큰 변화가 없었다. 그러나 편의점은 크게 증가했다.
(産業経済研究所によると、コンビニと大型マートの売上には、2015年と2022年で大きな差があった。大型マートはほとんど変わらなかったが、コンビニは大きく増加した。)
もし、文字数が足りないと感じたら、年度ごとの具体的な金額を加えましょう。
편의점의 매출은 2015년에 17조 2천억 원에서 2022년에는 22조 3천억 원이었다.
(コンビニの売上は2015年に17兆2000億ウォン、2022年には22兆3000億ウォンだった。」と書けばボリュームが出ます。)
資料は全部使う
では、第2段落に行きましょう。
第1段落では「売上の差」について書きました。
第2段落ではその「原因」を書きます。
「그 원인은(その原因は〜)」で始めます。
原因は2つあります。
まず、「コンビニの店舗数が増えて、顧客のアクセスが良くなったこと」。
次に「小分け商品の需要が増えたこと」です。
この2つを使って、正しい助詞を加えながら文を作ります。
主語が「原因は〜」なので、文末は「〜からだ」「〜ためだ」で終えるのが自然です。
たとえば:
그 원인은 편의점 수가 증가해 고객 접근성이 향상되었기 때문이다. 또한 소포장 상품 수요가 증가했기 때문이다.
(その原因は、コンビニの数が増えて、顧客のアクセスが向上したためだ。また、小分け商品の需要が増加したからだ)のようにまとめましょう。
3つ目の段落は「見通し」です。
ここでも「향후 전망은(今後の見通しは〜)」で始めます。
たとえば:
향후 전망은 ‘2023년 매출액은 대형마트보다 편의점이 많을 것으로 보인다.
(今後の見通しは、2023年の売上は大型マートよりもコンビニの方が多くなると予想される。)
ここでは「〜것으로 예상된다(と予想される)」「〜것으로 보인다(と見られる)」「〜것으로 예측된다(と考えられる」など、予測表現を使いましょう。
未来の話ですが、現在形を使うのがポイントです。「予想」は今この時点から見ているからですね。
まとめ
いかがでしたか?資料をできるだけ活用すると、間違った表現を使うリスクが減ります。
文を短く書けば、接続語のミスも減ります。
接続詞だけうまく使えば、自然で正しい作文ができますよ!
今日のレッスンで、少しでも理解が深まりましたか?
TOPIKの作文では、「難しい表現」よりも「わかりやすく正しい表現」が大切です。
短くて正確な文を、接続詞でうまくつなぐことを意識してくださいね。
これからも、TOPIKや韓国語を詳しく解説していく予定です。
それでは、またお会いしましょう!
안녕히 계세요~!
